保険の事>入院給付金等の請求する人が寝たきりだったらどうしますか？

入院給付金等の請求する人が寝たきりだったらどうしますか？

あまり考えたくないことですが、例えば60代の男性が脳梗塞で倒れ、入院したとします。
ちょと落ち着いた頃にその男性の妻は、そういえば生命保険があったんだと気が付き
担当者に連絡しました。
幸いなことに男性は、命は取り留めたもののまだ意識が戻ってない状態でした。

生命保険会社の担当者にはこのように言われたのです。
被保険者が寝たきり或いは字が書けない状況だったりする場合は
本人が書類に記入できないため給付金を請求出来ない。

こんなことがあるのです。
そのために「指定代理人請求制度」というものがあります。
本人に代わって指定しておいた人が給付金等を請求出来る制度です。

古い保険に加入されている方は、この指定代理人請求制度がないため保険会社によっては
この制度をつける為に営業員が担当地区を回りお客に説明して
つけて頂くようにお話に伺ったりします。

お客様によっては、保険会社に良い印象がなくて、お話も聞いていただけないことも
多々あるようですが、この手続きは手数料などかかることもないので
ぜひ付けておく事をお勧めします。

保険会社によって、違いがありますので「指定代理人請求制度」
について確認しておくと良いでしょう。

事故や、病気などない限り保険のことは後回しになることが多いので
ちょっとした機会に自分の加入している保険について説明を受けることもいいですよね。